2004年12月24日

Happy Christmas (War Is Over) 反戦のクリスマスソング

ビートルズのクリスマスソングといっても直ぐには思い浮かばないので、代わりにJohn の曲を取り上げます。こちらは有名な曲なので、一度は聞いたことがあるはず。
ビートルズ解散後のジョンとヨーコの曲。

当時のベトナム戦争の反戦歌になっています。
ちなみにヨーコオノはJohn と夫婦になったことで、当時世界で一番有名な日本人だった。(と思う)

単語で間違えそうなところは殆どないくらい明快な詩。

曲はロックンロールバラードとでもいうのかな。きれいな曲です。
この歌詞は単純なので続きにはひとまず訳だけ。そのうち単語帳を入れるかもしれません。

ハッピークリスマス(戦争は終わった)
Happy Christmas (War Is Over)
John Lennon and Yoko Ono



★単語帳と解説


so this is Christmas 最初の so は、だからくらいの意味。this is Christmas は、あとに続く歌詞からわかるように、戦争や貧富の争い、人種差別などのない本当のChristmas という意味で、今まではこれ以外の Christmas だったということをいっている
What have you done? (これこそがクリスマスだけれど)あなたは今まで何をしてきたのか、くらいの意味/
another year over この文は be動詞が省略されていると考えるのが自然。/
new one このone はもちろん year/
a new one just begun ここでもbegun が過去分詞形であることを考えると、be 動詞is または has が省略されている/
near 近くに居る/
dear 大切な/

そう、これこそがクリスマス、
君は何をしてきたのだろう
また別の年が終わり
新しい年が今始まったばかり
そう、そして、これこそがクリスマス
あなたたちみんなが楽しめますように
近くの人たちにも大切な人たちにも
年老いた人にも若い人にも


fear 恐れ/

とても楽しいクリスマス
そして新年おめでとう
なにも恐れなんてない
素敵なクリスマス、新年でありますように


weak (社会的)弱者/
strong (社会的)強者/
rich 富めるもの、豊かなもの/
poor 貧しい人たち/
wrong 間違って/
black 黒人/
white 白人/
yellow 黄色人種/
red 色からの連想ですが、これは共産主義者のことでしょう。赤色人種??赤銅色をした中南米の人たち、あるいは、赤い色をした人たち。黒、白、黄色、赤色としてすべての人種を表している?ここのredは、最初は、エドガー R. バロースのSF小説「火星シリーズ」に登場する赤色人種(地球型人種)かと思って注釈をいれていました。ただ、Johnの詩だということも合わせて考えるとredは普通に共産主義者と考えたほうがよさそうです。(arugonさんのコメントが正しいと思います)/
fight 戦い/

そう、そして、これこそがクリスマス
弱きものにも強きものにも
富めるものにも貧しいものにも
世界は今とても間違っている
だから、幸せなクリスマスを
黒人にも白人にも
黄色や(共産主義の)赤い人たちにも
全ての戦いを終わらせよう


And what have we done ここでは、最初のころのwhat have you done とは主語が代わって we になっている。John 自身も含めて何をしてきたのだろうという意味を持たせている/
We hope you have fun ここでも最初の場面では I hope you have fun だったのが、みんなで願おうというような意味合いで主語が複数形になっている/

楽しいクリスマス
幸せな新年
何も恐れのない
幸せな年であるよう祈ろう

そうこれこそがクリスマス
僕たちは何をしてきただろう
別の年が終わり
新しい年が今始まったばかり

戦争は終わった、あなたが望むなら
戦争は終わった



ここは繰り返し

ちなみに歌詞の出展はこちらです。
http://washingtonmo.com/christmas/lyric/1063.htm
posted by 庵里 at 11:00 | Comment(9) | TrackBack(0) | John Solo
この記事へのコメント
はじめまして。

昨日 英会話レッスンで
初めて この曲が「反戦ソング」だったことを知りました。

英語の歌詞を調べたくて やっと辿り着きました。

本当に心に響く曲です

今まで 楽しいクリスマスソングくらいにしか
思ってませんでしたから・・・

私も ブログで紹介したいと思います

この曲には 大切なメッセージが込められていますから・・・

丁寧な記事を ありがとうございます(^^)

Posted by アイコ at 2005年12月15日 13:34
アイコさん、はじめまして。

コメントありがとうございます。

John の曲は反戦の歌が多いですね。特に当時のベトナム戦争の影が色濃く反映されているものと思います。
今の時代と重なる部分も多いのかも知れないですね。
Posted by 庵里 at 2005年12月17日 12:10
すごく分かりやすい解説でした!
私、中学生1年生でして、もうすぐ『英語暗唱大会』という行事があるんです。
クラスで2人代表を決めて、課題文の暗唱をする行事で、私、その代表になったんです。
課題文というのが、この『HappyChristmas』なんですが、『意味を考えながら暗唱しないといけない』って担当の先生に言われて・・・。
この記事を見て、それができそうに思えました。
本当に参考になりました。
ありがとうございました!
Posted by SH at 2009年12月15日 18:45
この曲は、クリスマスソングの中で
一番好きな曲なんですが、
これまでは、歌詞を知らずに、ただ、
心に何かが響くから好きだなぁ〜と
感じていたのですが、
この内容を知り、ますます好きになりました。

内容をわからないながらも、心では
そんな響きを感じ取っていたのかなぁと思いました。
ありがとうございました。
ありがとうございました!!
Posted by M.K at 2009年12月27日 00:40
ありがとうございます!
とてもわかりやすいです☆
Posted by りえ at 2010年12月31日 02:47
チャップリンの映画『The Great Dictator』日本名『独裁者』のラストシーン、××国の独裁者ヒンケルと間違えられた男の演説シーンの最後の方に、チャップリンの母親と同名の女性に語りかけるシーンが出てきます。それが、ジョージの♪Here comes the sun♪の元アイデアみたいです。ジョージは、風刺コメディ好きだったようですね。

そして、ジョン・レノンさんのこの曲は、その演説の、「肌の色について」「恐怖の無い」という内容からの影響が在るようですが、知らなくて同じ考えだったかもしれません。♪Strawberry Fields Forever♪では誰も彼の木に居なくて一人だったのが、この曲では、2番で複数になって居ます。YOKOが傍に居て息子が増えて仲間が出来て、一人ではなくなったから。この曲の基本的イメージは、♪White Christmas♪のTree Topsの星々の一人として、彼が中心となった木のネットワーク、みたいな感じですね。
この辺りの曲は、ジョンが同世代の同じ時代を生きた人達に、「俺は今こんな感じだけれど、みんなはどうしている?」と語りかけるメッセージとして作ったそうですね。

解り易い翻訳、有難うございます。
Posted by Nao at 2011年10月24日 15:22
redというのは共産主義のことではありませんか?
Posted by arugon at 2011年12月22日 10:09
今一歩な感じがいなめません
Posted by at 2012年11月09日 02:56
redはnative American,日本語で言うインディアンだと思います。あの色はやはり肌の色を指すと思います。
Posted by Kei at 2014年09月29日 21:08
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